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校長あいさつ

2023年04月07日
聞く力 聞く意味
始業式、入学式で、「聞く」ことを意識してほしいと全生徒に伝えました。同時に教職員にも子供の話を聞いてほしい、聞く耳を、聞く心を持ってほしいと初回の職員会議でお願いしました。4月は、出会いの時期です。一期一会ということわざがあるように何らかのつながりで、それぞれが「服織中」をハブとしてつながっています。
 学校は集団生活の場です。どうしても他人を意識することが求められます。他人を意識したとき、「自分はこういう人間です。」とある程度、相手に伝える必要があります。それが出会いです。相手に自分を伝えることは勇気がいることです。いろいろと不安や躊躇することもきっとあると思います。ですから、相手が何を言いたいのか、伝えたいのか、まず、「聞く」姿勢、「聞く」表情が大切だと思うのです。全員がそのことを理解し、実践しようとするならば、ちょっと伝える勇気がでるかもしれません。不安や躊躇が軽減されるかもしれません。
 聞いて、はじめて相手のことがわかることもたくさんあります。楽しい気持ちになることもあると思います。想像と違ったことに気づくかもしれません。相手への印象やイメージが変われば、必然と自分の言動も変わってくると思います。
 「聞く」ことで、何かが変わり、みなさんの学校生活がより楽しくなることを期待しています。

校長  斎藤 剛
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